負けないこと

 

また、勝ってしまった・・・

監督もかなり浮かれていたけど、実はこれが一番心配してた。

若手中心のチームだから調子に乗って勢いづくのは良いんだけど

本番の開幕戦では相手は超エース級を持ってくるのだ。

オープン戦のような無名選手ではないということを忘れては困る。

できればオープン戦なんて昨日のカープのように無名の選手だけで

戦ってほしい。もうレギュラーの確定している万波や松本などは

ベンチにすら入れて欲しくない。ある意味では伏見もそうだ。

一昨日、デッドボールを受けてしまっていたが本来なら伏見こそ

もう北海道に帰っていても良い。たまたま昨日はマルティネスが

キャッチャーをしていたがマルティネスももう打席には立ってほしくない。

彼に限って上川畑のような二年目のジンクスみたいなことにはならないだろう。

逆にマルティネスや伏見などの代わりの効かない人たちには

練習試合に出ている暇があるならデッドボールを避ける練習でも

していてもらいたいくらいだ。

当ブログでも何度か書いているが日ハムのウイークポイントは実は伏見だったりする。

伏見がケガなどで長期離脱してしまうと伏見の控えなんて今のところいないと言っても

良いくらいだ。個人的にはマルティネスのキャッチャーは好きだ。

ストライク先行型の外国人らしいリードで新庄にも気に入られるタイプの

リードをする。ただ、彼が伏見の代わりが務まるかというとそうではない。

奇しくも昨日は清水もキャッチャーに入っていた。ところが、清水に変わったとたん

いきなり点を取られてしまったのだ。清水はリードがまるで素人なのだ。

清水は残念ながらバッティングだけの人なのだ。なので、ここ二年くらいの伏見は

絶対にケガなどで休むことは許されないのだ。田宮と新藤さえ立派に育ってくれたら

伏見にはコーチ兼選手という王道が待っているのだと思うが、

田宮と新藤が一人前になるにはあと二年はかかってしまうし、来年、マルティネスが

日ハムに残ってくれるという保証はない。一応、マルティネス自身も家族も

札幌生活を気に入ってくれているとのことだが、それはただ単純にキューバの人だから

雪を珍しがってのことだと思う。そろそろ飽きてうんざりしているかもしれない。

 

それから、昨日は前回のブログでも書いていたように上川畑のバッティングが

かなり良くなっていることについてだ。

上川畑の不運は同時期に江越のバッティングも覚醒しつつあるから

全然、目立ってはいないのだが本当に良い打ち方をしている。

石井についてはたまたま打ったら当たった程度の打ち方だったので

サヨナラ打ほ褒めたりはしないが今の上川畑を完全に打ち取るのは難しいと思う。

これで二塁が固定されたらあとは三塁だけになる。

個人的には二塁を守る人はハンソンがベストだと思っていたのにあっさりと

クビになってしまったのが本当に残念だ。

あんなシーズン途中で呼ばれたのだからまともにバッティングなんて不可能なのに、

打てない外国人扱いされてしまったのだ。ただ、選球眼もあったし江越以上の

長打力もあったから、あと一年は様子を見てあげて欲しかった。というのも、

彼のセカンドは本当に凄かったのだ。キャッチしてからのスローイングの速さ、

投げた球の球威も凄かった。今いるセカンド候補者たちの中ではハンソンが

一番上手かったのだ。本当に勿体ないことをしたと思う。

おそらく、今の現状を見るとセカンドは加藤と奈良間と石井の日替わりなんだろうと

思う。それと、もしかしたら郡司も加わるのかもしれない。

サードに関しては清宮が復帰するまでは野村が固定になるような気がする。

なのだとしたら、野村ももう打席には立ってほしくはない。

打席に立つ暇があるなら守備練習だけしていればいいのだ。

そして、清宮に関しては開幕までに戻ってこれたとしても

当分は代打要員で良いと追う。野茂じゃないんだから彼にはキャンプ不参加okなんて

特権は与えなくても良いし、さすがの野茂だって結果を出すまではキャンプに

参加していたはず。

 

まあ、なんにせよ。そろそろ負けておかないと本当にどえらいことになりそうで

怖い。次の試合あたりは昨日のカープのように3年未満の選手だけで固めてみては

如何だろうか・・・