こんな時期に打つなよ。郡司くん。
郡司さえ大人しく二軍落ちしてくれれば今の日ハムは本当に平和なんだよ。
過去にも当ブログで書いているように私は郡司を正捕手にしてほしいと考えている
人間なので彼が一軍に残れるのは嬉しいのだけれど、昨日までの郡司では
二軍落ちも十分に考えられたのだ。
もしもの話をしよう。
郡司が二軍落ちした場合の開幕戦だ。
サードは野村で固定。ファーストはマルティネスで固定。
セカンドは加藤豪で固定。
昨日の阪神を見ちゃうと去年からスタメンが変わっていないのだ。
日替わりの日ハムとは違って各々の選手が自分の役割を考えて
動いているのが本当によくわかる。勝ちに行くバッティングではなく
逆方向に打つように努力していたり、犠牲フライの練習などを
オープン戦の中でやっているのだ。勝ち負けなんか全く考えていないのだ。
だからこその昨日の及川の続投だったりするのだろう。
今の日ハムにはこれが全くできていない。
常にアピール合戦の毎日なのだ。特に淺間のアピールが凄い。
この調子のまま開幕を迎えられるのであれば間違いなく開幕スタメンだろう。
こんな淺間を見てしまうと今川あたりも馬鹿だから猛烈にアピールしてきている。
過去にも書いたがこの二人に必要なことは二軍無双ではないのだ。
才木を打ち崩したなら良いのだけれど才木には手も足も出ていなかったのだ。
逆転劇で打ち崩した感は強いのだが、実は及川の自滅で逆転しただけなので、
淺間と今川に関してはいつもの二軍無双でしかない。
本気でアピールする気があるのなら、才木から綺麗なヒットを打ってからに
してほしい。こんな卑怯な形のアピールをしていると、野球を全く知らない
野球ファンたちから「何故、淺間を使わないんだ。」などとSNSで
叩かれてしまうのだ。去年も本当にSNSや掲示板は荒れまくっていた。
伊藤あたりがシーズン途中で荒らし行為を辞めろと訴えていたが
野球についての知識が無いファンもいるのだから、何故、淺間が二軍で
江越が一軍なのかということを理解できない人も多いという事なのだ。
一軍戦での二人の打率はどんぐりの背比べ状態。ならば、12球団一の守備固め
である江越が生き残るのは当たり前。残念ながら淺間が打っているように
見えているのは二軍無双をしていたからにすぎないのだ。
そのことをフロントも監督もよく見抜いていた。
なので、昨日の及川相手でアピールをしたかったのであれば、
実は郡司が正解。逆方向に綺麗に打ち返す。
淺間は残念ながら及川相手にポテンヒット。今川も及川相手ならHR以外は
狙わなくて良かった。二人にしてみれば昨日の試合で一軍確定とか考えている
のかもしれないが、実は確定したのは郡司と上原だけだろう。
マーフィーも内容は悪くなかったように見えるんだけど、
まだデビューは速いような気がする。ザバラも同様でGW明けまでは
二軍でジャパニーズ野球を勉強した方が良いのかもしれない。
上原も内容は悪かったと思うが去年の覇者相手にこれだけやれるのなら
もう大丈夫だと思う。あとは本人が自信を持つだけで大化けするはずだ。
と言っても当の本人はスーパーネガティブ人間なので自分に自信を絶対に
持たない人だと聞いたことがある。まあ、彼の試合中の顔を見ていても
常に汗びっしょりで顔が真っ青になってうろたえているのがよくわかるときが
多々ある。おそらくジャスティスのように笑って投げることも不可能なのだろう。
こんなネガティブ派の選手たちは数字で成績を残すしかないと言われている。
先発なら15勝。中継ぎなら50試合以上。抑えなら40sなどだ。
打者なら40本のHRを一度でも達成すると、その打者はそれ以降、
HRバッターにしかならないと聞いたことがある。30本台ではただの
アベレージヒッター止まりだが40本を超えたことがある打者だけが
HRバッターになれるのだという。じゃあそのHRバッターとは何か。
それは相手ピッチャーがソロHRで済めば儲けものとあっさりと勝負を
諦めて甘い球をついつい投げてしまう打者のことを言うらしい。
その境界線が40本の壁と言われている。今のパリーグでは40本なんて夢の数字
ではあるものの今年の日ハムならレイエスと万波ならクリアできるのではないか
とついつい期待してしまう。
