いや～。昨日までの快進撃はファン目線から見てると楽しかった。
こんな強い日ハムは気持ちいい。鈴木健すら完璧な投球で首脳陣を
悩ませていた・・・。
とはいえ、私が何度か提唱しているように今の日ハム選手がしているのは
己への課題ではなくアピール合戦しかしていないのだ。
二軍相手に無双しても本当に意味が無い。
更に言ってしまうとこんな時期にケガをした上川畑なんて
今年一年間は干されても文句は言えないし、私が監督ならもうトレード要員に
回してしまうだろう。そんな中、ようやく今日の試合で日ハムらしい負け方を
してくれた。楽天相手にコンテパンだ。
9-3で投げたピッチャーは全員失点してた。
まあ、一応3点しか取れてないんだけど、野手陣はアピール無双組が
ようやく消えつつあるって感じで良い兆しと見える。
とにかく、今日の敗因というか昨日までが異常で今日の日ハムが本来の形と言って
良い。まず、先発のバーヘイゲン。こんな奴は100％1勝すらできん。
こりゃ無理っすよ。こいつを捕ってきた首脳陣は認めたくないだろうけど
日本の野球では無理よ。今日のキャッチャーがマルティネスだったというのも
あるのかもしれないけれど、そもそも今日のバーヘイゲンはキャッチャーの
リードがどうとか言う問題ではなかった。ストライクゾーンに投げれば打たれるし、
ギリギリを投げるとボールになってしまっていた。
続く福田もここに来てようやく化けの皮が剝がれてきたのが良かった。
去年が抜群に良かったので、福田君は今年からちょっとだけプロの世界を
舐めていたんだと思う。今日まで化けの皮が剝がされることが無かったので
皆は気づいてなかったのかもしれないが私は今年の福田には何も期待していない。
今年は敗戦処理要員にしか使えないはずだ。
続いて投げたのがザハラ。こいつもまた首脳陣は認めたくないだろうが、
こいつが使えるようになるのには夏までかかるはず。
実戦にはまだまだ早すぎる。ザハラを中継ぎで使うくらいなら
マーフィーのほうがまだマシ。なので、申し訳ないがザハラとはよく話し合って
早々に二軍できちんと育てあげた方が良い。きちんと育てばジャスティスなんか
いらなくなるくらいのポテンシャルは秘めているとは思う。
ただし、実践の中で育てようとしているのだとしたら100％無理だ。
彼はそこまで器用には見えない。
そして、最後に投げたのが生田目。
彼についてもただの二軍無双な奴なんで一軍では通用しない。
それを本人にわからせるためには今日の試合は良かったと思う。
福田と生田目はとりあえず二軍無双というダサいことは辞めて
二軍でしっかりと苦手を克服してきてほしい。
何故、去年までの苦手を今年も苦手のままで一軍を目指しているのか
私には理解できない。
さて、二軍無双といえば淺間君・・・
やっぱり彼も一軍相手では手も足も出なくなってきたね・・・
アピール合戦ってのは絶対に自分のためにはならないからやめた方が良い。
せっかく二軍無双できるくらいのポテンシャルがあるのなら、
自分がどうして一軍で通用しないのかをきちんと勉強してください。
まあ、淺間の場合は長打を捨ててミート中心にするだけで
一軍でも通用するとは思うんだけど、おそらく内野安打を狙えるだけの
足が無いんだろうね。走り込みとか一回もやったことなさそうな体つきしてるからね。
それから、郡司も福田同様に去年が抜群だったから今年のキャンプを少しだけ
舐めてしまったんだろうな。キャンプ中もバンバンインタビューに答えてたり
してたからね。とにかく、彼自身も今のままでは開幕スタメンがキツイことを
理解していると思うから、今からでももう一度、二軍に落としてもらって
一からやり直した方が良い。それから奈良間もそうだ。
完全に今年のキャンプを舐めてしまった結果がこれだ。
細川に至ってはもうトレードに出してあげた方が良いのか知れない。
と、まあ今年初めて負けてくれたのでようやく批判ネタが書けたので
良かったとは思うものの、実は今のままでは本格的にヤバい事態に陥る可能性を
秘めているのだ。今日はたまたま福田君以降も失点が続いてしまい、
投手陣たちに試合をぶち壊されたから負けたのだけれど、
バーヘイゲンをもっと早く代えて後続をピシッと抑えてたりしたばあい、
下手すると野手陣が奮起して逆転してしまう可能性が見え隠れする
恐ろしいチームになってしまっているのだ。
今の日ハムだとスティーブンソン、松本、が塁に出てくれるだけで
マルティネスや野村や万波やレイエスが何とかしてくれそうな布陣なのだ。
去年までは相手のミスなどで取った1点を大事に守り切るって感じの
試合しかしていなかったが今年は3点差くらいならひっくり返せるくらいの
打線をしているのだ。つまり、投手陣たちも去年のように"守り切る"から
"取り返してくれる"という意識が蔓延してしまうと本気でヤバい。
今日の負けがそんな意識下の中ではないと願いたい。
