江越こそ笑ってくれ

ほら?2023年は正義には新庄は笑えと命じてたじゃん。

でも、今年の正義はまだ笑ってないんだよね。

笑ってないけど色んな解説者たちがべた褒めするほどの仕上がりらしい。

 

 

練習試合だから笑ってないのか、もう笑わなくても体が硬くならないのかは

知らないけど、正義には常に笑顔でいて欲しいよ。

2023年までのツライ道のりを野球ファンの全員が知っているだけに

正義には幸せそうに笑って投げててほしいんだよ。

一方、江越の方はネット上では叩かれまくっている。

これは新庄の過剰な贔屓によるもので決して江越が悪いわけではないのに

ネット上では江越が戦犯扱いだ。

2023年の戦犯は開幕直後にレギュラー陣が半分もケガで出遅れたからだ。

結局、全員集合したのは交流戦が終わるころだ。

全員がそろった時点では江越は守備固めくらいにしか試合には出てないので

2023年の戦犯ではないのだ。

それどころか本塁打や打点だけを見ればチームで上位の成績だし、

犠打も一番だったりする。

じゃあ、なぜ、彼だけが突出してネットで叩かれるのかというと、

三振の内容が酷すぎる。くそボールを振ったり、ど真ん中を見逃したり。

2023年の時点では乱視矯正眼鏡をかけてバッターボックスに立っていたが、

今年からは斜視が原因だと判明したので眼鏡をかけずに打っている。

 

しかも、この試合で場外ホームランという意味が分からないホームランを

かっ飛ばしている。もちろん、ネット上では皆が手のひら返し状態で

かなり湧いていた。この手のひら返しを見ている限りでは、

今まで叩きまくっていた人たちも実は江越に期待していた裏返しだということが

よくわかる。『アンチ巨人の人たちこそ実は巨人ファン』と言われることがある。

そうなのだ。アンチということは批判するだけのネタが無ければ

批判すらできないのだ。つまり、江越を叩いている人たちは常に江越のあの酷い

三振の内容をじっくりと見続けているという事なのだ。

個人的には私は"守備固め"と呼ばれる職人さんが大好きなので

江越は好きな選手の一人だったりするし、かつての巨人に移籍した元大洋の

屋敷の打率も江越よりも酷かったのだ。それなのに、当時の監督であった

長嶋さんは8回からはほぼ毎試合で屋敷を守備固めとして選手交代をしていた。

当時はSNSも無かったし、長嶋さんのやることに新聞記者が

批判することも無かったため屋敷を叩く人は皆無だったが、

今の時代はSNSで簡単に個人が発信できてしまう。

ただ、江越もそのネット上の批判を気にしないで欲しいと思う。

彼のインタビューはいつも暗い。この日の場外ホームランについても

「風です。」と謙虚すぎる応対を暗い顔で話している。

こんな日くらいは笑顔で上機嫌に語ってくれても良いのだけれど、

ネットの批判を気にしてか、彼はいつも暗いのだ。

かつて、長嶋さんが屋敷を信じ切っていたように新庄もまた江越を

信じ切っている。日本の野球には"守備固め"という職人は絶対に必要なポジション。

今のところ江越以上の外野手は日ハムにはいないので、もっと自分のことを

誇っても良いと思っている。あと、新庄も江越に無駄に打席を与えることも

しなくても良いと思う。かつての屋敷がそうであったように

守備固めという職人は打てなくても良いのだ。